朱点が映える美しいオショロコマ
ぶっつけの深みに仕掛けを流し当たりを待つ筆者

 中標津町の標津川支流荒川で7月2日午後0時半ごろ、ミャク釣りで10〜19㌢のヤマベが4匹、12〜19㌢のオショロコマが10匹釣れた。

 群北橋の上流に正午前に入釣した。川の規模が小さいので渓流ザオは短めの3.3mをチョイス。エサはブドウムシを使用した。川のカーブにエサを投入するとグングンと鈍い当たりがくる。ヤマベとは異なる当たりだ。上がったのはやはりヤマベではなく、15cmほどのオショロコマだった。同じポイントを再び探ると、今度はオショロコマが連続でヒット。本命以外の魚で苦労したが、粘って19cmの良型ヤマベをなんとか釣り上げほっと一安心。

 その後、橋の下流に移動して小型のヤマベを追加した。さらに広い範囲を釣り歩けばヤマベの数も望めそうな雰囲気だった。なお川の付近で農業を営む人から「最近クマが増えている」と聞いた。爆竹や鈴、ホイッスルを鳴らすなど、クマ除け対策はしっかり行いたい。
(本紙・渋谷 賢利)